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他者運転特約とは

更新日 : 2019.04.01

他車運転特約とは?

通常の自動車保険は、運転手ではなく契約の車に対して保険がかかっています。そのため、友人の車を借りて事故を起こしてしまった場合、事故を起こした人の加入する保険ではなく、車の所有者の加入する保険を使って対処することになります。
しかし、他車運転特約を付けているのであれば適用の範囲が変わってきます。

他車運転特約(他車運転危険補償特約)とは、記名被保険者、もしくはその家族が所有している車以外の車を臨時に借りて運転して事故を起こした場合に、その車にかけている自動車保険ではなく自分の自動車保険を使って保険金を支払う特約となります。
つまり自動車を貸した友人には迷惑をかけることなく、自分の自動車保険で事故の対応ができるわけです。

他車運転特約の対象となる車両ですが、普通・小型・軽四輪などの自家用乗用車、自家用小型・軽四輪貨物車などといった一般的な自動車です。プライベートで運転する自動車であれば、ほとんどの車種が対象になります。

他車運転特約では補償されない範囲もあることに注意

他車運転特約(他車運転危険補償特約)は、自分の自動車保険と同じ範囲で補償を行うので、その点には注意しましょう。特約などで自動車保険の運転者を限定している場合には、その範囲内で特約も補償されます。

たとえば、運転者を夫婦だけに限定している自動車保険の場合、同居の子どもが他人の車を借りて運転して事故を起こした場合、他車運転特約は適用されません。もしも、夫婦限定の条件を付けていなかったとすれば、記名被保険者の他にその配偶者、同居の親族、別居している未婚の子供までが補償の対象に含まれます。

また、自身の契約に車両保険を付帯している場合には、他の人から車を借りて事故を起こした場合には、借りた車の時価額が限度額として補償されます。車両保険の中には、限定カバー(エコノミー)型と呼ばれる補償の範囲が限定された車両保険に加入している方もいるでしょう。その場合には、限定カバー型の対象外の事故であると、特約を使って借りた車の補償をすることはできないので注意しましょう。

他車運転特約の補償の対象外となる条件として、まず記名被保険者や配偶者、同居の親族が所有、または常時使用している自動車があります。

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