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車中泊場所の上手な探し方!

更新日 : 2021.10.11

車中泊場所の上手な探し方!

車中泊場所の上手な探し方!

「車中泊場所のおすすめは?」「車中泊スポットの探し方は?」という疑問にお応えします!

アウトドアブームとともに車中泊を楽しむ人の裾野が広がっています。これからマイカーで車中泊をはじめてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。RVパークを筆頭として、車中泊できる場所が全国に増えています。

その一方、道の駅では宿泊のための利用が禁止になっているところも多く、車中泊する人のマナーが問題になることも。
これから車中泊をはじめてみたい方、車中泊ビギナーの方におすすめの車中泊スポットを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

クルマで宿泊する「車中泊」が最近とても人気です。「車中泊旅の魅力は何か?」を考えると、

多様な場所に泊まれる
クルマで好きな場所へ自由に移動できる
時間を有効に使える
車内に自分だけの空間を作り込める
これまでにない体験ができる
といったことがあると思います。

旅本来の楽しさに加えて、クルマという便利な乗り物で移動し、クルマ内に宿泊することで、さらに楽しさが倍増するのが車中泊の旅。ふと思い立ったらすぐに出発できるので、金曜日の夜、仕事が終わった後に出発して車中泊しながら週末旅を楽しむ人も増えていますね。


車中泊できる場所(車中泊が許可されている場所)には、大きく分類すると、以下の3つがあります。

RVパーク
シェアリングスペース
オートキャンプ場
順番に説明しましょう。

RVパークは、日本RV協会が認定した車中泊専用の駐車場で、道の駅や温泉施設などと提携して設置された施設です。ちなみに日本RV協会とは、キャンピングカーの普及促進に向けて設立された一般社団法人で、キャンピングカービルダー、ディーラーなどで結成されています。

RVパークとはいわば「クルマで泊まっていいですよ!」というお墨付きの駐車場なので、堂々と宿泊できるのがいいですね。トイレや水道などの設備もあるので、初心者でも安心して利用できると思います。入浴施設があったり、ゴミ処理も可能だったり(有料の場合もあります)、ペット同伴可というところもあります。利用料も1000円〜3000円くらいと手頃なのも嬉しいところ。

私は仕事柄、ひんぱんに車中泊しますが、車中泊場所として最も快適なのはRVパークです。たいていコンビニや飲食店などが近くにあり、ビジネスホテルのような感覚で気軽に宿泊できるからです。

近年は、車中泊のためのシェアリングサービスも登場しています。車中泊したい人と空いている駐車場をマッチングするプラットフォーム「Carstay(カーステイ)」がその代表的な存在で、カーステイのWebサイトやアプリで簡単に検索・予約できるので便利です。日本全国にある空き地や使われていない駐車場などを車中泊スポットとして活用するシステムで、シェアエコノミーの観点からも注目されています。

ちなみにカーステイでは、キャンピングカー、バンライフカーのカーシェアリングサービスもあるので、車中泊スポットを探すだけでなく、車中泊してみたいクルマを一緒にレンタルすることもできます。

車中泊場所として、オートキャンプ場は定番です。キャンプ経験者で車中泊は初心者、という方はオートキャンプ場が安心でしょう。

車中泊専用の施設では、キャンプ行為(火気の利用やテントを張ることなど)は禁止のところが多いのですが、キャンプ場ならもちろんOK。焚き火やBBQも楽しめますし、トイレ、洗面所(給水・排水)、ゴミ処理施設、AC電源の供給など、快適に車中泊するためのほとんどの設備が整っています。

最近、道の駅の駐車場で車中泊する人のマナー違反が問題視されるようになっています。国土交通省のWebサイトでは、次のようにアナウンスしています。

質問:「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?

回答:「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。

もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。

それでは、車中泊できる場所の探し方についてご紹介します。

車中泊場所を探すとき、ネットで「車中泊 関東」「車中泊 北海道」など、地名やエリア名を含めて検索する人が多いと思います。もちろんその方法でも、いろいろな検索結果が出てくるのですが、なかには宿泊が禁止されている場所や、土地の所有者の許可を取っていない場所も含まれているので、気をつけましょう。

では「安心して快適に車中泊できる場所を見るけるのは、どうしたらいいのか?」というと、いくつかおすすめのサービス(サイト)があります。

RVパーク、RVパークsmart
くるま旅クラブ公式サイト「くるま旅」
Carstay(カーステイ)
タイムズのB

マナー違反で多いのは、

場所の占有
ゴミの投棄
騒音
などではないでしょうか。

車中泊マナーとしての鉄則は、大きく2つあると思います。

ルールのある場所ではルールに従う
まわりの人の迷惑になることをしない
施設を利用するのであれば、施設の掲げたルールに従うのが鉄則です。車中泊OKでも、キャンプ行為が禁止されている場所では、テーブルを出して休憩したり、調理をしたりすることは絶対にダメです。また、ゴミ処理OKの場所以外は、ゴミは持ち帰るのが基本です(有料でゴミ処理が可能な場所もあります)。

私が車中泊しているときに「騒音」だと感じるのは、意外かもしれませんが、ドアの開閉音です。さあ寝ようと車内に横になっていると、近くのクルマから聞こえてくる「バタン」という音が気になります。いずれにせよ、夜21時以降は、大きな音を立てないように心がけたいですね。

自分たちは車内で楽しんでいるけれども、まわりの人たちとの温度差が激しい……なんてことにならないようにしましょう。車中泊は共存して楽しむものなのです。

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