ラグジュアリーで充実装備×巧みなレイアウトで広々な車中泊ができるハイエース「CEEBUS」
日常でも使い勝手の良い標準ボディ・標準ルーフのハイエースに、大きなサイズのキャンピングカーと同等の機能を詰め込みながら、綿密な設計により十分に広いスペースを確保したバンタイプのキャンピングカー(バンコン)のCEEBUS。
スタイリッシュかつ機能美の溢れるインテリアは、ルックスだけではなく災害時の避難用シェルターとしてもその性能を十分に発揮できるようにと作られています。
アウトドア好き・車中泊に興味がある人は、是非チェックしてみてくださいね! 普段使いのできるキャンピングカー、そして災害時のことも考えてキャンピングカーを探しているなんて人にはオススメの1台です。
装備を充実させながら、日常でも使えるハイエースを
ADDSETが2020年3月に発売したのが「ハイエースの標準ボディ×標準ルーフ×重装備」仕様の8ナンバーのバンコンです。
ボディサイズが大きく見えるハイエースですが、標準ボディ×標準ルーフの場合は、トヨタヴォクシーや日産 セレナ、ホンダ ステップワゴンなどのミニバンと同じくらいの大きさ。そのため、取り回しもミニバンと変わらず、日常的にも使いやすいサイズ感なんです。
その日常的に使いやすいサイズでありながら、様々な工夫によって大きなキャンピングカーと同じくらい機能が充実した快適なキャンピングカーとして造り上げられています。
■機能をコンパクトに収め、座りながら調理ができる
ベース車はハイエースの中でも快適性の高いスーパーGLグレード。そしてリアにも左右のドアが装備された5ドアです。
ギャレー(コンロやシンクなどのキッチン装備)を右ドア側に設置しているが、超コンパクトに収められているため後部右ドアからの出入りも可能としています。
このギャレーはコンパクトながら、シンクと2バーナーのユニットとなっており、調理の幅を広げてくれます。さらにスパイスラックや扉付きの小物入れなども設置されています。
そのギャレーの横にセカンドシートを設置。座ったままでコンロ・シンクが使え、調理に必要なものは手を伸ばせば届くように配置されています。
天井が低く、立ったままの作業が難しい標準ルーフですが、座ったままで作業ができることでデメリットを解決しつつ、快適に調理ができるように工夫されているのが、このシーバスの最大のポイントでしょう。
■便利な冷凍機能付き! 50Lサイズの大型冷凍冷蔵庫の設置
キャンピングカーで50Lサイズの冷蔵庫はかなりの大型サイズです。その冷蔵庫には6Lの冷凍庫が付いているので、氷を作ることもできますし、アイスを収めておくことも可能ですね! 夏のキャンプには大活躍しそうです。
■2人がゆったり座れる!1000mm幅の快適・安全なセカンドシートを採用
快適性と安全性を兼ね備えたシートメーカーとして、欧州で広く認知されているイタリアのFASP社と意見交換を続け、シートを使いやすく改良。クッションにあたるウレタンフォームは、アルフレックス専用となる硬さと形状のオリジナル仕様を装備しているとのこと。
法規上は幅が900mmあれば2名が横並びで座れるところを、さらにゆったり座ることを考えて100mmを足した1000mm幅を使用。この10cmの差が全く違う快適さとなるようです。もちろんシーベルトも各シートに装着されているので、万が一の際でも安心です。
そして着脱式のスライドテーブルを設置できるので、そこを中心としつつ、運転席助手席を180度回転させれば4人でも食事が可能となります。
■落ち着いたデザインでラグジュアリーなインテリア
艶のあるホワイトの内装に、ヘアラインのアルミのモール、落ち着いた濃い藍色のシート生地が組み合わされています。そこにダウンライトやシーリングライトがまとめられており、なんともラグジュアリー!
■信頼性の高い電装・充電システム
大型のサブバッテリーを搭載し、電装品にはスウェーデン製のCTEKという充電システムを採用。このCTEK、バッテリーの状態がスマホでも見ることができちゃいます。
■ベッド設置だけではなく、マルチに使えるラゲッジスペース
セカンドシートの後部は、展開式のベッドキットとオーバーヘッドに2ヵ所の大きな収納が設置されています。
ベッドマットを展開すれば大人2人に子供1人が就寝可能な広さとなり、ベッドマットを右の棚に収納すれば、車椅子やバイクなどを載せることができるほど広大なスペースが確保可能となります。
さらにベッドキットを格納する棚下部には、シャワーとシンクも用意されています。ちょっとした洗濯などできるようになっており、長いホースは外まで伸ばすことができるので、汚れた足や体を洗うシャワーとしても利用可能です。
スペアタイヤが入る大きさの床下収納も用意されており、大きな荷物やポータルブルトイレなども収めることもできますね。
■標準ボディなら外見もスタイリッシュにできる
デモカーの外装を見てもらうと・・・超スタイリッシュ! CRS製のエセックス・スポイラーとオーバーフェンダー、ヴァルドの20インチホイール・ILLIMAなどを装着(※標準仕様ではなく、カスタム例)。
一般的にキャンピングカーはハイルーフだったり窓部分が拡張されていたりと“いかにもキャンピングカー”なことは多いですが、標準ボディであれば中身がキャンピングカー仕様だとは思えませんよね。
中身は充実、スタイリッシュな見た目も大事にしたいという人には最適の仕様ではないでしょうか!
ご紹介したシーバスは、レジャーシーンだけでなく「避難用シェルター」としての利用を想定して考えられています。それもあって冷蔵庫も“冷凍”機能を有したものを採用されていたり、シャワーやトイレが設置できるようになっているんですね。
災害への備えを考えている人も多いはず。このようなキャンピングカー/避難用シェルターを用意するというのも、これからの時代にアリな選択かもしれませんね。
■車両詳細
定員:乗車定員4名 / 就寝定員2名
車両寸法:4,695×1,765×1,980(mm)
ベース車:トヨタ ハイエースバン
グレード:スーパーGL / スーパーGLダークプライム
駆動:2WD-6AT / 4WD-6AT
車体形状:バンコン 8ナンバー
車両本体価格:461万円(税別)から~
引用:MOTA編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/354ff6dfe9f43ae3a0ca7d2259e5e09483024c0e