車中泊できる場所とは?安全で快適な場所の選び方と意識したいポイント
車中泊場所を選ぶポイント
RVパークや道の駅、オートキャンプ場に共通して意識したいポイントが3点あります。 以下のポイントに気をつけることで、より快適な車中泊につながりますよ。
地面が平らである
寝るにしてものんびりするにしても、地面が平らかどうかは重要です。
車中泊はいかに車内を快適にできるかどうかが鍵であり、中でも足場の悪い場所に駐車してしまうと、車体が傾いてしまいます。
傾斜があるとくつろぎにくいのはもちろん、揺れやすくなってしまうことも考えられます。
車内で動くたびに揺れてしまっては、なかなかくつろぐのは難しいですよね。
また、不安定な足場は安全の面から見ても避けなければいけません。
平らで安定した場所を選んで駐車するようにしましょう。
近くにトイレがある
トイレとの距離もみておきたいポイントです。
特に日が沈んで暗くなってからトイレにいきたくなった際に、車からの距離があるのは安全とは言えません。慣れない場所ですし足場が悪い場合も多いでしょう。防犯の点からも長距離を移動するのは危険です。
周囲に街灯がない場合も十分考えられるため、安心・安全のためにもできる限りトイレから近い場所に駐車することが大切です。
すぐに車を移動できる
駐車場所を決め、いざ車内で過ごし始めてみたところ騒音や車体の傾きなどが気になり始めてしまった、というケースも多いです。
また、何らかの事情で車をどけなくてはならないこともあるでしょう。
特にオートキャンプ場では足場の悪い場所も多く、日が暮れてからの移動は危険です。
そのような場合に備え、すぐに車を移動できるかどうかも意識して駐車しましょう。
マナー違反には注意が必要
車中泊をする際に忘れてはいけないのが、周囲への配慮です。
近年高まりつつある車中泊人気に伴い、マナーや周囲への配慮がなかったことでトラブルに発展するケースも増加しました。
悪気なくやってしまったことが原因の場合もあるため、車中泊をする際は以下の点にうう文注意してください。
エンジンを切る
車中泊中は車のエンジンを切るのがマナーです。
排気ガスなどによる環境破壊はもちろん、エンジン音は騒音になってしまうため、車を駐車したらすぐにエンジンを切りましょう。
夏場や冬場には冷暖房欲しさについついエンジンを切らなかったというケースも多いです。
あらかじめ電源を用意したり、電源が必要ないタイプの冷暖房設備を用意したりと事前にしっかりと備えておくことが大切です。
車内灯を長くつけていてバッテリーが上がってしまったという事例もあるため、快適に過ごすための対策は不可欠ですよ。
騒音や駐車スペースの使い方
道の駅やRVパークではオートキャンプ場とは異なり、アームチェアなどを車外に広げる行為は禁止されています。
ゴミなどを車外に放置するといった迷惑行為も起きてしまっているようです。
多くの人が配慮しあって共有している公共の場ということを十分意識して過ごすことが大切です。
また、窓を開けたまま音楽や映画を大音量で流してしまいトラブルになってしまったケースもあります。
会話の音なども、人通りが少ない夜間には自分で思っている以上に遠くまで響くこともありますので、イヤホンを利用したり声量を抑えたりと、なるべく静かに時を過ごしましょう。
のんびりとくつろぐのは車中泊の醍醐味ですが、周囲への配慮も忘れないことが大事ですよ。
快適な車中泊で素敵な思い出を
自由度が高くコストも低く抑えられる車中泊は非常に魅力的な旅の選択肢です。
駐車場所の選び方やポイントを理解し、周囲への配慮を忘れないことで、トラブルなく快適な時間が過ごせるのではないでしょうか。
車中泊を活かして、ぜひ素敵な思い出をつくってみてください。